FAQ

よくあるご質問

矢野工業に関するよくあるご質問をまとめました。

TECHNOLOGY​

技術に関するご質問

ぎょう鉄とは 「 撓鉄 」 と書き、読んで字のごとく鉄を撓(たわ)めることです。
船の表面は直線的なところがほとんどなく、少しずつ流線形を描いています。
そして、鋼船はブロック建造した鋼鉄を組み合わせて造られていきます。

薄板8mm〜厚板100mmの鉄板を撓めて曲線を造るのがぎょう鉄つまり曲げということです。船体の大きさ、形状にもよりますが、1隻の船のBODYだけで約250~400枚のパネル(鉄板)を曲げていきます。
ぎょう鉄の精度(曲げられたあの美しいカーブ)は船のスピード(速度)、燃費にも影響します。美しい曲線を描く船体には、このような理由が秘められています。

鋼に熱を加えると赤くなります。
熱を加えて曲げるということは、熱処理をすること。つまり、簡単に言うと「熱して、冷やす」ことです。
これを決められたルールの中で行うことで、鋼鉄は剛性を保持したまま曲がっていきます。

プロパンでの火炎温度は、白芯で約2900℃。
火は先端部分が最も熱く、そこから離れると少しずつ温度が下がっていきます。

温度によって加熱色が変わるため、熟練の職人になれば見た目だけでだいたいの温度が分かるようになります。
  • 500℃ ・・・ 赤みをおび始める
  • 650℃ ・・・ 暗い赤色
  • 750℃ ・・・ 赤いピンク色
  • 800℃ ・・・ 明るい赤色
  • 900℃ ・・・ 黄赤色
  • 1000℃ ・・・ 黄白色(溶け始める)

YANO-KK

矢野工業に関するご質問

建物鉄骨も可能ですので、一度ご相談ください。

小型鋼漁船から東京タワーを越える300m以上の大型船まで対応できます。

もちろん大丈夫です。お気軽にお問い合わせください。