鉄を横と縦の両方向に三次元曲加工する技術「ぎょう鉄」その流れを分かりやすくご紹介します。
材料を搬入し、プレスで型に合わせアール曲げをします。 木型に合わせながらピッタリ合わさるまで続けていきます。
プレス機では一方向にしか曲げられないため、バーナーと水を使って少しずつ縦方向に曲げていき、三次元の形にします。
規定通り曲がっていなかったり、逆に曲がり過ぎてしまったりしないように、木型を確認しながら進めます。
パーツごとにさまざまな曲線を描くため、場合によっては木型が3Dマッピングのようになることも。
木型にピッタリ合った曲線を描くカタチになれば完成。プレス機ではこんなカタチの加工はできないため、ぎょう鉄の技術が造船においていかに必要であるかが分かります。