鋼鉄を組み合わせた船は、接合部分に歪(ひずみ)や膨らみ(凹凸)のようなものができます。それを取り除き、キレイなカタチにしていくのが歪取りです。
矢野工業で造られたパーツが組み上げられ、少しずつ船のカタチになっていきます。
パーツとパーツを組み合わせ、どんどん船のカタチになっていきます。滅多に見ることのできない船の断面。実はこんな感じです。
近づいてみると意外にデコボコが目立ちます。これはパーツを組み合わせる時、溶接の熱によって発生する歪。
最終的にもう一度、鉄を曲げるプロのお仕事。組み立てで発生した歪をバーナーで熱しながら取り除きます。
高所作業車を操縦しながら作業具合を1つひとつチェック。きちんと滑らかな表面になっていれば作業は完了です。